SYC活動レポート

2011年10月14日~19日

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「第5回みちのく杜人音楽祭」と「宮城県支部草月いけばな展」

「第5回 みちのく杜人音楽祭」ワークショップ
『かんたんいけばな体験教室~みちのく杜の湖畔公園のコスモスをいけてみよう~』

開催日: 2011年10月16日(日)
場所:国営みちのく杜の湖畔公園 ふるさと村「ふるふる」
代表:東 和果

 

昨年に引き続き、今年も国営みちのく杜の湖畔公園で「第5回みちのく杜人音楽祭」が開催されました。
このイベントは、9月17日(土)~10月23日(日)に開催された「コスモス&コキアde COKOフェスタ」の終盤を飾る市民音楽祭です。震災後であっても、9つのステージに昨年と変わらず40のグループが参加され、復興への願いのこもった音楽が一日中奏でられました。当日早朝まで大雨でしたが、公園の無料開放日でもあったことから7849人の来場者で賑わいました。

かんたんいけばな体験1.JPG

        体験会会場となった多目的ホール「ふるふる」の眼下には1万株のコキアが真っ赤に紅葉

 

今年のみちのく杜人音楽祭は、宮城県支部草月いけばな展の花展中に開催されました。みちのく杜の湖畔公園様より、毎年人気なので今年も是非との嬉しいお誘いを頂き、喜んでワークショップを開催させていただきました。参加者は昨年の1.5倍の60名に設定いたしました。定員枠がすぐに埋まるほどの人気ぶりに驚きと喜びを感じました。

花材はみちのく杜の湖畔公園で自由に刈り取らせていただいたコスモスや仙台市内の山や川で採取したススキなど。秋の実をふんだんに盛り込んだいけばなを体験していただいたので、そのボリュームには皆様とても満足していただけました。花材への興味を示されるお客様も多く、特にねずみもちとよつどめは大人気でした。

 

かんたんいけばな体験2.JPG           左からコスモス・秋明菊・よつどめ・紫式部・ピラカンサ・ねずみもち・椿の葉

 

         かんたんいけばな体験3.JPG     かんたんいけばな体験4.JPG

また、お客様より、花屋で買う花とは一味違い楽しかったとお話いただき、事前準備に四苦八苦していたことも吹き飛び、喜びに変わりました。花をいけているときの皆様の和やかな雰囲気をみて、花のもつちからは本当に大きいと実感いたしました。

私たちの心の中にはいつも、みちのく杜の湖畔公園があります。次はどんなことをしようか。何を使おうか。常に考えています。それだけ大きな存在です。そのみちのく杜の湖畔公園に一年ぶりに戻ってこられたことを心から嬉しく思います。大震災があった今年もいけばな体験会を任せていただいたことに大きな感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

「宮城県支部草月いけばな展」に参加して

日時:2011年10月14日(金)~19日(水)
場所:せんだいメディアテーク 6階ギャラリー
代表:東 和果

 

SYC宮城4+OBチームとして合作作品を通期で出品させていただきました。
花材は、かなば・卵パック・毛糸です。卵パックは前回の宮城県支部展の時に使った素材です。この素材をもっと追究したいと思い、再チャレンジしました。マットな質感の卵パックにあわせるものとしてかなばを選びました。かなばの特徴である美しい木目を消さずに迫力を加えたい。かなばの持つ特徴をより強く表現したいと思い、墨をぬることにたどりつきました。墨により、かなばの軽快さを残しつつ表現に変化をもたらし、存在感を増すことができたように思います。

  

宮城県支部草月いけばな展1.JPG かなばの壁の大きなうねりがまるで迷路のように仕上がりました。

 

お客様からは、卵パックがまるでDNAみたいで面白かった。遠目で見る見え方と近くから見た見え方が違い興味深かった。合作全体がつながっていて一つの大きな作品に見えた。などといった大変勉強になるコメントを頂きました。また、かなばという素材への興味が大変高かったです。

 

宮城県支部草月いけばな展2.JPG会場で乾燥が進み、かなばが反っていったのも発見でした。

 
前回の宮城県支部展の時に、卵パックを使ってもっと違う表現もしたいというメンバーの気持ちが一つになり、そして形となり感慨無量です。かけがえのない時間を共にし、チームワークや仲間との絆を再認識する花展となりました。
表現力・技術力を養うためにこれからも日々のお稽古で勉強し、前進して参りたいと思います。

 

≪茜家元からのコメント≫
毎年継続して活動している「杜人音楽祭」。来場した方が「今年は何をしてくれるのかな」「去年とここが違うな」など期待や反応をしてくださるのが嬉しいですね。大震災を受けて参加への迷いもあったと思いますが、花を通じて元気を届けたいという気持ちが伝わりましたね。また、同時期に「草月いけばな展」に合作を出品され、皆さんの底力を本当に頼もしく思います。独特の表情があり、見るというより体感するという構成が光っていました。かなば・卵パックという素材を追究したことも面白さに繋がりましたね。SYCとして活動を重ねるごとに高めてきたチームワークと好奇心を発揮し、いろいろな表現にトライしてみてください!

 

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