草月とは

いつでも、どこでも、だれにでも

初代家元・勅使河原蒼風が形式主体のいけばなに疑問を持ち、「個性」を尊重した自由な表現を求めたことから草月のいけばなは始まりました。
草月のいけばなは「型」にとらわれることなく、常に新しく、自由にその人の個性を映し出します。
いつでも、どこでも、だれにでも、そして、どのような素材を使ってもいけられるのが草月流。
いけ手の自由な思いを花に託して、自分らしく、のびやかに花をいけていきます。

第四代家元・勅使河原茜|Iemoto Akane Teshigahara

「花はいけたら、人になる」
初代家元・勅使河原蒼風のこの言葉が草月いけばなの原点です。
いけばなにはいけた人の心がそのまま映し出され、
いけばなはいけた人そのものとなるのです。
だからこそ、いけばなは果てしなく広く深く自由でおもしろい。
1本の花を手にして何かを表現したいと願った時から、
あなただけの創造の世界が始まります。
いつも新しく、いつも美しく―。
めまぐるしく変化し続ける時代に向き合いながら、
植物を手に創造する喜びを、世界中の多くの方々と分かち合いたいと切に願っています。

草月流家元 勅使河原茜

草月流の歴史

1927年に創流されたいけばな草月流の歴代家元、初代・勅使河原蒼風、二代・勅使河原霞、三代・勅使河原宏、そして、60年代の前衛芸術を牽引した「草月アートセンター」についてご紹介します。

草月会館・その他の施設のご案内

いけばな草月流の拠点である草月会館は、港区・赤坂にあります。
世界的なアーティスト、イサム・ノグチによる石庭や、多目的ホールを備え、いけばなはもとより、ジャンルを超えた創造活動の発信地となっています。
さらに、その他の施設として、関西の拠点である草月流大阪教室、花器などの作陶をお楽しみいただける福井県の草月陶房があります。

草月・花プロジェクト

「Australia Day in Spring」 2015年4月 オーストラリア大使館(東京都・港区)

草月のいけばなを公共スペースに展示しませんか?

時代とともに変化してきた草月のいけばなは、それぞれのご家庭で楽しむことはもちろん、ウインドーディスプレーや舞台美術など、社会のあらゆる空間に植物表現の美と安らぎをもたらしています。

いけばな装飾やイベントのご依頼をお考えの方は、「草月・花プロジェクト」をご覧ください。
「草月・花プロジェクト」は、ビジネスや生活の様々な場面で、いけばなを使った「ハレの場」を演出します。

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